DPF手動再生できなくなった

マフラーでのご相談の連絡がありました。

 

足場屋の3tトラック 三菱ふそう キャンター

 

初度平成22年9月 

 

DPFの燃焼を知らずそのまま走り続けたのが原因で、

 

DPFのチェックランプが点灯し、手動再生もできない状態まで

 

なり、急遽DPFフィルターを洗浄することになりました。

 

診断テスト 測定

分解洗浄する前に、チェックランプのエラーコード検出と

DPFの差圧を計測しました。

 

 

◯エラーコード

 

P1421 DPF異常1(早期目詰り)※現在

P1422 DPF異常2(早期目詰り) ※現在

P1440 DPF温度異常(走行)※過去

P1415 DPF再生間隔異常(走行)※過去

P1660 DPF強制再生ランプ ※過去

 

エラーコードからの判断でDPFの詰まり確定です。

 

早速、分解、センサー類の点検の実施。

 

センサー類は特に異常はありませんでしたので現状維持。

 

◯DPF差圧

 

アイドリング時   0.0kpa

 

2,000RPM     11.0kpa

 

アクセル全開    17.0kpa

 

 

次に水通テスト行いました。

 

水通テストだけで赤茶色の灰(アッシュ)がでてきました。

 

ある程度、水通で予め灰を抜いて、特殊洗浄液の水槽で1日バブリングします。

 

洗浄後のDPFの差圧計測しました。

 

 

アイドリング時    0.0kpa

 

2,000RPM       2.0kpa

 

アクセル全開時    4.0kpa

 

大幅に改善されました。

 

マフラーでお悩みの業者様DPF・DPD手動再生できないDPD自動再生できない 終わらない手動再生が頻繁になる等、お気軽にご相談ください。