いすゞフォワード 走行中にDPD詰まり表示が最大に

ご入庫までの経緯

いすゞフォワード 走行中にメーター上のDPDの詰まりレベルが満タンになり、手動再生を試みるも詰まりのレベルが1/5ほどしか減少しない、そして、すぐにまた満タンになってしまう症状でした。

 

お客様のグループ会社メンテナンス部門にて、テスター診断及び、強制再生を行いましたが、一向に改善せず、弊社へ相談があり入庫となりました。

 

 

 

 

メーカー別DPF呼称の違いにつきまして
DPF⇒三菱ふそう・UD・マツダ  DPR⇒トヨタ・日野  DPD⇒いすゞ

 

弊社の診断内容、原因発見に至るまで

結果はインジェクターの動作不良により、DPD内の温度を十分に高めることが出来ないためにDPD内部の煤が焼けない事が判明。

 

【インジェクター補正値、少々、動きが悪い気筒もあるが異常なし】 

DPDの差圧も、少々、つまりはあるものの異常なし…強制再生をかけてみると、DPD内部の温度が低いまま終了。



初めての事例です。

担当者の松本は、診断機を使い、各所の数値や動作テストを行いながら、仮説をたて、ひとつひとつ原因をつぶし、そのデータを基に協力会社やディーラーに意見を仰ぎました。

この多角的な診断の結果、インジェクターの動作不良にたどり着きました。

 

症状に対しての処置、その後の経過

インジェクターの再生を行うべく、洗浄システム「IC-1」(アイシーワン)の登場です。燃料ラインに接続し、症状から薬剤の調合を行い、洗浄開始…。エンジン音の静かになる事を感じつつ、IC-1の施術は完了。診断機を見ながら、強制再生を行うと無事にDPD内部の温度が上がり無事に作業完了。

 

 

2週間後、お電話で経過を確認してみると、お客様から

「手動再生を一度もしていない」と一瞬、悪い考えが頭をよぎりましたが、、、

お客様はこう続けました。「自動再生だけで済んでますよ、ありがとうございます」。

今回も想像以上の結果を得る事が出来ました!

 

DPF再生はDPF単体洗浄だけでは、解決しない事象が数多くあります。

今すぐお気軽にご相談ください! 車種ごとの予防方法をご案内します。

 

TEL:092-938-2231 アクトジャパン営業部門 エノモト・オヤマ 迄