DPR 手動再生出来ない

1.お客様がDPDの再生が出来ない為、マフラーの洗浄のご依頼がありました。

S商会様

日野:プロフィア

初度:平成20年6月

型式:BKG-SH1EDXG

走行:1,096,173km

2.発生現象や診断機で調べた事実・データ

・水温の上がりが遅い  MAX76℃
・差圧数値高い  アクセル全開時 MAX15.3kpa
・酸化触媒の燃焼温度が低い MAX420℃

診断機で強制再生実施した所、温度が上がらず、タイムアウト中断

4.解決までのステップ・時間・コスト

DPR バブリング洗浄

 

焼けきれない煤や灰を除去することにより、

DPR燃焼時間短縮と予防対策で

チェックランプ点灯回避に繋がります。

 

もし、リビルトで交換になると

プロフィアの場合、30万~40万円かかります。

5.期待される効果・ビフォアアフターの診断データ

作業前水温76℃
作業後水温85℃
作業前の診断結果 前側マフラー燃焼温度420℃ 後ろ350℃ 強制再生タイムアウト中断
作業後の診断結果 前側マフラー燃焼温度498℃ 後ろ411℃ 強制再生燃焼25分正常終了

 

DPD差圧計測 アクセル踏込み時 作業前 アイドリング時 2.3kpa 2,000RPM 14.6kpa  全開時 15.3kpa

                作業後 アイドリング時 1.2kpa 2,000RPM  4.6kpa  前回時 6.6kpa